殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―
多くのひとに、読んでほしい。
多くのひとに、知ってほしい。
この本については、多くを語れない。
ノンフィクションだからだ。
あいだを想像で埋める事もない、事実だから。
そしていまも、おさめがたい、現状が続いているという事も。。
私も文庫Xのカバーで購入しました。
新手のミステリー小説かと思い、手にとったわけですが。
あのカバーでなければ、目にも留まってなかっただろうと思います。
こうして、多くの人が手に取るきっかけになった。
内容は、清水さんの一人称が、非常に感情移入しやすく、やりきれない思いと、憤りが伝わりすぎ、何度も、文字がぼやけました。
そこに辿り着くまでの、時間や労力がどれほどかかっても、事実ほど、誠実なものはないだろうと。
事象に対して、それをみる視点や、視野がほんとに正しいのかという事を、心に留めておく必要があると、改めて、思い知った。
- 作者: 清水潔
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/05/28
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (20件) を見る